お久しぶりです。湘南子猫物語オーナーの吉田です。

 
しばらく目の疾患でパソコンに向かえませんでした。メールのやり取りくらいは特殊なメガネをかけて何とかできましたが、画像が多いこのコーナーと「お客様の声コーナー」は私の担当でしたから、長いこと空けることになってしまいすいませんでした。今後あまり無理せず、各コーナーを再開していきます。

 
この子たちは１２月現在で生後８か月になるアメショーの男の子です。目が開いてすぐの頃から目鼻立ちがはっきりしていて超ハンサムでした。将来の父親候補として一人残そうとしていました。しかし二人があまりにも仲がいいことと、そっくりでどちらを残すか判断不可能のため両名とも残すことにしました。

 
顔立ちは区別がつきにくいのですが、横腹のマーブル模様が、この子の方がちょっと薄いです。

 
横腹マーブル模様が少しだけ濃い円です。名前は江戸時代高名な放浪の仏師、生涯５０００体以上の仏像を彫った（一説には１２、０００体）という円空上人からとっています。５０００とは言いませんが（笑）素晴らしい子の血脈を増やしてくれたらなあとの思いから名づけました。血脈の中身とは優しく穏やかな性格・小ぶりで寸の詰まった独特の体形・丸顔で生涯童顔等々。なにより身体も丈夫。

私と円空上人との出会いは、大学一年生の時サークルで都内から青森への各駅停車の貧乏旅行をした時です。当時新幹線の工事は始まっていましたが、まだ開通していませんでした。もっとも開通してたとしても金銭的余裕ありませんでしたし、各駅停車だったのだろうと思います（笑）それは下北半島放浪の旅で恐山はじめ様様なところを訪れました。

 
その中で海岸沿いに奇岩がそそり立つ景勝地を歩いていると断崖絶壁の岬の上に小さな祠がありました。周りの大自然に圧倒されて小さく見えたのかもしれませんが、

 
「こんなところに何が祭られているのだろうと」覗き込んだ時の驚きの気持ちは今でもはっきり覚えています。

力溢れる彫、大きな像ではないのに圧倒的な存在感、それまで見た仏像と相反する印象にしばらくそこから離れられませんでした。まあ、円空上人のお話しはまた何かの機会に・・・